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家族滞在
家族滞在ビザとは、一般的に「就労ビザ」や「留学ビザ」を取得して日本に滞在している外国人の方が、扶養する配偶者の方や子供のために取得するための在留資格(ビザ)です。
●活動内容は?
家族滞在ビザの活動内容は、一定の在留資格を持った外国人に扶養されて在留することになります。
一定の在留資格とは以下の通りです。
・教授、芸術、宗教、報道、経営・管理、法律・会計業務、医療、研究、教育、技術・人文知識・国際業務、企業内転勤、興行、技能、文化活動、留学
●家族滞在ビザで呼べる家族の範囲
家族滞在という名前の通り、このビザは扶養する外国人家族を呼ぶことになります。
では、家族という場合、どのような立場の家族でもこの家族滞在ビザで呼び寄せることができるのか?
結論としては、ダメです。
つまり、この家族滞在ビザで呼び寄せることができる家族は限定されており、「配偶者」と「子供」のみとなります。
よくご相談をお受けするのは、「ご両親」を家族滞在ビザで呼びたいという内容です。一見すると、家族ということで呼び寄せが可能かに見えますが、この家族滞在ビザではご両親を呼び寄せることは想定していませんので、もしもご両親を呼び寄せたい場合は、他の在留資格を検討する必要があります。
その際の代表的なビザは「特定活動」というビザになります。要するに、ご両親を呼び寄せるビザは正式には存在していないということです。
●扶養されていること
家族滞在ビザは、先ほどからお伝えしている通り、一定の在留資格を持った外国人の方の扶養されて在留する資格になります。
ですから、この「扶養要件」がこの家族滞在ビザを取得するための一番大事な要件になってきます。
しかも、この扶養されていることを入管に説明し、立証していく必要があります。
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