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引き続きって何?


おはようございます。

行政書士の吉野です。


本日は、

帰化の要件の一つである

「住居要件」

についてお話をします。


帰化にはいくつかの

要件がありますが、


まず大事なこととして

日本にどれくらい

住んでいるのか?

ということです。


しかも帰化申請の難しさ

とも言えるのが、


要件を一つでもクリア

しなければ許可はされない

ということです。


●住居要件


「引き続き5年以上日本に

 住所を有すること」


「論点1」引き続きとは?

簡単に言うと日本居住が

継続していることが必要です。


例えば、

4年間日本に住んでいて、

その後1年以上海外に行って、

また1年日本に住んだ場合、


これは「引き続き」

の要件を満たしません。


しかも、

海外に一度行かれた前の

4年間はリセットされてしまい、


再来日後の1年間だけの

カウントとなりますので、


1年+4年間待たなくては

いけなくなります。


日本から出国される場合

は特にお気をつけください。


「引き続き」が切れるか

切れないかの目安は


1度の出国日数がおおよそ

90日(3ヶ月)以上です。


一度の出国が90日以上

渡った場合は、


「引き続き」

とはみなされない可能性

が非常に高いです。


出産などで一時帰国されて

90日(3ヶ月)以上にわたる

場合などは「引き続き」

とはみなされなくなり、


中断してリセットと

法務局は考えています。


1回の出国で90日(3ヶ月)

以上を要した方は注意が

必要です。


再度の年数カウントになる

可能性は非常に高まります。


「論点2」1回の出国が90日(3ヶ月)より短ければ、何度も出国帰国を繰り返してもいいのか?

この場合は、

出国日数が90日(3ヶ月)

に満たないので、


一見すると大丈夫

のように思えますが、

これも注意が必要です。


これは1年間のうちに

短期間の出国を繰り返し、


およその目安として

合計150日以上程度

日本を出国されると、


「引き続き」とみなされない

可能性が高くなります。


※注意※

最近では合計100日以上でも

厳しい傾向があります。


例えば、

会社命令での出国であった

としても法務局は、


出国した日数など形式的な

側面を見ますので、


理由は関係ない


と言えます。


ですから、

出国日数や回数などは

十分注意をしてください。


「論点3」引き続き5年以上はただ日本に住んでいればいいのか?

これはただ日本で5年住んで

いればいいわけではありません。


この期間の中に就職をして

実際に仕事をしている期間

が3年以上必要です。


しかもアルバイトなど雇用が

不安定な状態で働いている

期間は含まれず、


就労系の在留資格(ビザ)

を取得して仕事をしている

ことが必要です。


ですので、

引き続き5年以上留学生で

留学ビザを取得して勉強

していただけだと要件を

満たさないことになります。


明日も、

帰化申請の要件

について見ていきます。


本日もお読みいただき

ありがとうございました。

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