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執筆者の写真資金繰り支援行政書士 吉野 智成

帰化が難しい国って?


おはようございます。

行政書士の吉野です。


帰化申請は前提として、

要件をきちんと満たせば

許可される手続きである

ということです。


ですから、

要件さえ満たせば

問題ないと言えます。


ただ、

その要件が一つや二つではなく、

いくつも存在します。


また、帰化申請の書類は

様々な細かな注意点や

ポイントがあり、


一つでもそれが

できていない場合、


法務局ではねられて

しまいます。


そうすると、

一度で申請受付を

してもらえません。


実は、

一つ一つの書類作成時の

注意点やポイントは、

難しいものではありません。


ですが、

その注意点やポイントが

膨大にある為、その膨大さに

圧倒されてしまいます。


ですから、

帰化申請が難しいと

言われる所以なのです。


しかしながら帰化は

要件さえ満たせば、

何度も修正を繰り返し

結果的には申請受付

をしてくれる手続き

ではあります。


その何度も法務局に

出向くことなく

少ない時間で申請受付

まで導く為にはやはり

帰化申請の専門家を

頼るということです。


もちろんご自身で申請受付

までできるという方も

いらっしゃいます。


そのような方はご自身で

されれば問題ないでしょう。


ですが、

帰化したいとお考えの

多くの方は、どうしても

確実に帰化許可を得たい

という思いがあるはずです。


帰化申請を専門家に頼れば

それだけ費用がかかりますが、


ものは考えようで許可後に

馴染みのある安心して

暮らすことができる日本で

日本人として暮らすという

目的を考えれば一時の投資

とも言えるわけで、


費用の支出をどうお考えに

なるかはお客様個々人の

問題になります。


ここでは、

帰化が難しいと言われる

国について書かせて

いただきます。


実は、

日本もこの難しいとされる

国の中に含まれています。


帰化申請される前に

この記事も参考になさって、


ご自身で申請されるのか、

専門家に依頼するのか

よく検討ください。


帰化が難しい国その1 アメリカ(米国)

アメリカは2000年代に

要件が複雑化されました。


基本的な要件としては、

家族と暮らしている、

もしくは仕事をしている

のどちらかの要件が

必要になってきます。


また日本と違うのは、

二重国籍は認められている

ということです。


ただし、

仮に日本国籍の方が

アメリカ国籍を取得した場合は、


アメリカでは二重国籍を

認めているので日本国籍も

そのままでいいということ

にはなりますが、


日本は二重国籍は

認められていないので、

結局は日本の国籍を離脱

することになります。


帰化が難しい国その2 スイス

帰化申請を行う場合

スイス社会に溶け込んだ

ことを証明する必要があります。


ちなみに永住権申請と

同時に帰化申請も

可能です。


しかも永住権申請には

連続して10年以上

居住しているという

要件が存在しています。


アメリカと同様に

スイスは二重国籍

を認めています。


帰化が難しい国その3 日本

帰化申請が難しい国に

日本が入りました。


帰化申請をする場合は、

日本に5年以上居住

しているという基本的な

要件があります。


例えば日本人の配偶者等

在留資格を取得している

外国人の方などは、


その居住要件5年が3年に

緩和されるなどの措置

はありますが、


基本5年以上という

長きにわたり日本居住を

求められることになります。


また、

居住要件以外にもいくつもの

基本要件がある為そのすべての

要件を満たす必要があり、

それが難しさを演出し、


帰化が難しい国の

一つにされているのです。


また、

現在の国籍を維持したまま

日本に正当に住み続ける

「永住権」は帰化申請

よりも長い10年の

日本居住要件がある為、

さらに要件が厳しくされています。


また、

無事に基本要件を

満たしたとしても、


申請から許可までが

実に長いとされています。


基本的には半年から

1年程度で許可不許可

が決定されると

されていますが、


実際にはそれよりも長い

期間審査に時間を

要することもあり、


その許可までの長さも

日本の帰化申請の難しさ

を演出しています。


帰化が難しい国その4 ドイツ

ドイツはかつて居住要件が

15年と長期にわたる

必要がありましたが、


現在では8年に

短縮されています。


ですが、

日本と同様に様々な基本的な

要件が絡み合っている為、

それが帰化申請を難しく

させています。


帰化の要件は以下の通りです。


①外国籍を放棄すること

(二重国籍を認めない)


②十分なドイツ語知識があること


③自分と扶養家族を養うことができる

(社会保障を受けないこと)


④滞在許可または滞在券の所有


⑤前科がなく、憲法に反する

 ような思想を持っていないこと


この要件はどこか

日本に近い部分が多いです。


ですので、

日本もドイツ並みに

帰化許可申請手続きが

難しいという見方も

できるわけです。


帰化が難しい国その5 オーストラリア

オーストラリアは世界で一番

帰化申請が難しいとされます。


それは居住要件が15年

と長期にわたることと、


日本などと同じように

二重国籍を認めていない

など要件でガチガチに

固められています。


また、

永住権においても要件が

厳しく設けられています。


要件1 技術独立移住査証


若くて教養、技能、

英語力があり、

オーストラリアで仕事を

簡単に見つけられること

ができる人が対象です。


ビザ申請時に

スポンサーを必要とせず、

ポイント点数制度によって

審査されます。


要件2 高度な技術や資格を持ち、オーストラリア国内の雇用主にスポンサーされる人が対象です。


審査はポイント選考以外の

一般審査となります。


要件3 家族関連査証


国際結婚や近親者からの

呼寄せが主な対象です。


フィアンセ査証、

パートナー査証、

呼寄せ査証

の3種類があります。


要件4 事業関連部門査証


2012年7月大幅改正され、

4から2タイプに整理集約

されました。


(最後に)

帰化が難しい国

についてご紹介してきました。


つまり世界的に見ても、

帰化という手続きは

難しいということが

言えます。


何故ならば、

新たにその国の国籍を取得し、

その国籍を持つ人として

暮らしていくわけですから、


そう簡単に認めるわけには

いかないという事情があります。


ですが、

様々な部分でお話をしていますが、

要件さえきちんとクリアすれば、

許可される手続きではあるのです。


ですからあまり肩肘はることなく、

帰化許可を得るために手続きを

していきましょう。


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